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スタッフブログ

【2019.03.30】「PP58」「PP68」日本サイズ廃止のお知らせ


今回は残念なお知らせになります。

当店で大人気のウェグナー の椅子、「PP58」および「PP68」の日本サイズ(座面高42cm)が廃止となり、EUサイズ(44cm)に統一となりました。

※訂正:日本サイズ(SH42cm)が引き続きご注文いただけることとなりました!!

「PP58」「PP68」はウェグナー 晩年の作品であり、ウェグナー の椅子群において通称「ラストダイニングチェア」とも呼ばれ、フレーム構造の耐久性の高さと、笠木(背もたれ)の優秀さにおいて、キャリアで培った哲学全てが詰まった最高傑作と言われている名作チェアです。

そのような椅子だからこそ、座面高を慎重に検討されるお客様が多く、日本サイズの42cmは当店では絶大な人気がありました。
ご注文を受ける8割が日本サイズであったほどなのです・・・。

その日本サイズが廃止となったのは、正直に申しまして誠に残念です。
そしてこれから「PP58」「PP68」の日本サイズの購入を検討されていた方に関しましては、誠に申し訳ございません。
以後ご注文を受けることができる「PP58」と「PP68」は全て座面高44cmのEUサイズのみとなります。

先日メーカーより日本サイズ廃止の連絡があり、メーカーの国内在庫においても既に日本サイズのストックはほぼ無くなっている状態です。
3月30日現在、「PP58」はもしかすると少しだけ日本サイズの在庫が残っているかもしれませんので、購入を予定されている方は早めにお問い合わせください。


なお、当店に展示をしている「PP58」と「PP68」は日本サイズですので、今後EUサイズへと展示の入れ替えを行う必要があるため、展示現品を特別価格で販売いたします。
各1点限りとなりますので、お探しの方は是非ご来店くださいね♪


※訂正:日本サイズ(SH42cm)が引き続きご注文いただけることとなりました!!


4月2日の「ハンスJ .ウェグナー 」生誕105周年を記念し、カール・ハンセン&サンより特別仕様の「Yチェア CH24」が1日限定で発売となります!!

「CH24(Yチェア)ウェグナー 生誕105周年記念リミテッドエディション」

発売日:2019年4月2日(火曜日)のみ
価格:170,000円(税抜)
納品予定:2019年9月〜10月頃予定

仕様:
フレーム:ウォールナット材
塗装:オイル塗装
座面:レザーグループE・ゴートレザー・レッド色
座面高:EUサイズ


実物をご覧になりたい方は是非当店へご来店くださいね♪
4月2日(火曜日)のみの限定販売ではございますが、事前予約も受け付けております!
詳しくは当店までお問い合わせください。


カール・ハンセン&サン「ホワイトオイル」キャンペーン開催中です!
今なら、ホワイトオイル仕上げの家具がソープ仕上げのお値段でお求めいただけます♪
是非この機会にホワイトオイル仕上げの椅子をご家庭に!!

【2019.03.25】レザー座面の「Yチェア」1日限定発売!!


4月2日の「ハンスJ .ウェグナー 」生誕105周年を記念し、カール・ハンセン&サンより特別仕様の「Yチェア CH24」が1日限定で発売となります!!

Yチェア発売以来、一度も製品化されることがなかった幻のYチェア・・・。

何と、『レザー座面』です!!

この1日限定のレザー座面Yチェアは、フレームがウォールナット材のオイル塗装、要のレザー座面は美しいレッド(ワインレッド)のゴートレザーが使われています。

カール・ハンセンでは最高級グレードの皮革であり、きめが細かく、耐久性もあり、革そのものの自然な風合いが何とも素晴らしいゴートレザーは、経年の変化が大いに期待できますね。
各脚部の周囲に入ったステッチ加工もアクセントとして格好良いですよ♪

また、これまでの限定Yチェアと同様に、ウェグナー の刻印が入った真鍮プレートと証明書が付いています!!


ペーパーコード座面も良いですが、レザー座面は普段使いでも安定の快適性。
そしてコレクターズアイテムとしても素晴らしい今回の限定モデルなのです!!


「CH24(Yチェア)ウェグナー 生誕105周年記念リミテッドエディション」

発売日:2019年4月2日(火曜日)のみ
価格:170,000円(税抜)
納品予定:2019年9月〜10月頃予定

仕様:
フレーム:ウォールナット材
塗装:オイル塗装
座面:レザーグループE・ゴートレザー・レッド色
座面高:EUサイズ


当店では本日より展示を開始しておりますので、実物をご覧になりたい方は是非当店へご来店くださいね♪
4月2日(火曜日)のみの限定販売ではございますが、事前予約も受け付けております!
詳しくは当店までお問い合わせください。





カール・ハンセン&サン「ホワイトオイル」キャンペーン開催中です!
今なら、ホワイトオイル仕上げの家具がソープ仕上げのお値段でお求めいただけます♪
是非この機会にホワイトオイル仕上げの椅子をご家庭に!!

【2019.03.14】バレットチェアにホワイトオイルを塗ってみた


カール・ハンセン&サン「ホワイトオイル」キャンペーン開催中です!
今なら、ホワイトオイル仕上げの家具がソープ仕上げのお値段でお求めいただけます♪
是非この機会にホワイトオイル仕上げの椅子をご家庭に!!


「ホワイトオイル」キャンペーン開催中であるにもかかわらず、当店にホワイトオイル仕様の展示品が無くどうしたものか・・・と考えておりまして、それならば既存の展示品をホワイトオイルにしよう!!
ということで「PP250」通称バレットチェアをホワイトオイル塗装にしてみました!

写真でも分かる通り、少しだけ白くなってます(笑)

カールハンセン推奨のオイル「リボス社」の「カルテッド」を1度塗りしてみました。
時間をおいて2度、3度と塗布すると更に白くなり、よりホワイトオイルっぽさが出ますが、今回はうっすらと白くなる程度に抑えています。

オイル塗装でありながらソープ仕上げのようなナチュラルな装いに「なるほど〜、こうなるのか!!」と少し驚きもありつつ、バレットチェアはやっぱりクリアオイルの方がいいかなと思ったりもしています(笑)

バレットチェアは本体とウェンジのコントラストの差がデザインのポイントになるので、ホワイトオイルでウェンジが少し薄くなってしまうのは残念。
かといって、ウェンジの箇所だけホワイトオイルを塗らないようにするには、あまりにも難しすぎますね・・・


今回は北欧トラディショナル家具の塗装に則り、収納部内側にはオイルが付かないよう、しっかりとマスキングテープで養生して塗装をすすめました。
真鍮にもオイルが付かないよう注意しました。

バレットチェアの塗装難しいです(涙)

塗装のポイントは、塗り逃しが無いようにホワイトオイルを刷毛で塗ってから、10分〜20分後にムラができないようにしっかりとウエスで拭き取る!
説明書にあるとおり、基本に正しく塗ることが大切です。

本来であれば座面は取り外してから塗装をするのが正しいので、皆様は面倒でも座面と本体とは分けて塗装をしてくださいね(バレットチェアも他の椅子も)。

ホワイトオイル塗装も経年で少し色が濃くなってきますので、メイプル本来の色合いが戻ってきたら、ホワイトオイル再塗布のタイミングかなと思ってます。
変化が楽しみ♪

WEBサイト修正いたしました。
今まで閲覧に不向きな重いデータがあり、当サイトをご覧になる皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
PC用サイト、スマホ・タブレット用サイトともに以前よりもご覧になりやすくなっております。

今更ながら「wow.js」を実装してみたりして・・・(笑)

また、ブログページも枠内ウインドウ表示ではなく、別ページとして表示されるように改良いたしました。

今後とも当ブログならびに当サイトを宜しくお願い申し上げます!!

【2019.03.04】CH20(エルボーチェア)を語る


カール・ハンセン&サン「ホワイトオイル」キャンペーン開催中です!
今なら、ホワイトオイル仕上げの家具がソープ仕上げのお値段でお求めいただけます♪
是非この機会にホワイトオイル仕上げの椅子をご家庭に!!


さて、今回は「ホワイトオイル」キャンペーンのポスターにも写っている「CH20」、通称エルボーチェアについて語らせてください。

まず、エルボーチェアって何?とお思いの方へ簡単にご説明いたします。
エルボーチェアは1956年、ウェグナー によってデザインされたダイニングチェアで、『あまり場所をとらない椅子』というコンセプトのもとデザインされました。
当店ではYチェアに次ぐ人気のある椅子ですよ♪

ここでひとつ皆様にお考えいただきたいことがございます。
コンセプトである『あまり場所をとらない椅子』とは、どのような椅子なのでしょう?
サイズが比較的に小ぶりな椅子、スタッキングが可能な椅子、折りたたみが出来る椅子など、様々な椅子が思い浮かびますよね。
もちろん、それら全て正解です!!
ですが、少しアプローチを変えてみましょう。

『あまり場所をとらない椅子』とは、人が座っていてもあまり場所をとっていない状態とも解釈できます。

人によって椅子の座り方は異なりますが、例えば、座面に浅く座って足を伸ばし、笠木(背板)よりも頭が後方に突き出た座り方だと、椅子の奥行きサイズとは関係なく場所をとってしまいますよね。
また、長めのアームを持つ椅子に体と平行するように肘を置くと、横幅も必要となります。

つまり、姿勢を正して座面奥まで深く座り、足は真っ直ぐ下ろした状態、もしくは座面下へ足を折り曲げた状態、座面奥まで深く座ると頭の位置は自然と前傾します。
この状態こそが、人が座ってもなお、あまり場所を取っていない状態『あまり場所をとらない椅子』というコンセプトと言えるのではないでしょうか。

1955年〜56年当時のウェグナー は、世界で初めて医学博士と共同で椅子をデザインするという挑戦をしており、正しい姿勢で椅子に座った状態が人に与える影響を研究していました。
そこで得た知識を『あまり場所をとらない椅子』というコンセプトと結びつけてデザインされた椅子こそが今回紹介する「CH20」エルボーチェアなのです!!

前置きが物凄く長くなってしまいましたが、『あまり場所をとらない椅子』というコンセプトと医学的に正しく座ることができるエルボーチェアの構造を見ていきましょう♪


まず、右の椅子を見てください。
この椅子は「CH33」という同じくウェグナー の椅子です。

典型的な北欧の椅子のフレーム構造を持つ「CH33」はどの角度から見ても絵になる椅子として人気があり、その後ろ姿の美しさは特筆すべきものがございます。ウェグナーの娘が自身の作業用の椅子として選んだのも納得の美しさです!!
おっと、今回は「CH33」の紹介ではございませんので、ここまでにしておきます(笑)。

さて、「CH33」は座面後方が若干低くなるように傾斜していますね。
このように後ろを低くすることにより、座った時の快適性が向上し、リラックスできる姿勢で座ることができます。

一方、エルボーチェアは座面が床と水平でまっすぐです。
これは、より綺麗な姿勢で長く座ることができるようにと考えられてのこと。
座面を水平にすることにより自然と姿勢がやや前傾となり、作業をする時に姿勢を正しく起こした状態で座るのに向いています。


そして、姿勢を正した状態を長く維持しても疲れないように考えられたのが、笠木(背もたれ)の形状と高さです。

人が綺麗な姿勢で椅子に座った時、背骨の形状は軽くS字になっている状態です。
エルボーチェアはS字の窪んだ背骨の箇所へ笠木がビッタリと当たるよう高さが計算されています。
笠木が背中をホールドして、姿勢を正した状態で座っていても腰への負担が少なく、疲れにくいと感じられるはずです。

また、笠木に厚みのある無垢材を使っているところも背中への負担を少なくする要因のひとつになっています。
横軸は曲木加工(スチームベンド)によって体に沿うように大きな曲線を描いており、縦軸は背骨の窪みにフィットする形状に加え、上下に背骨が当たっても痛くないようRが付けられています。
これは厚みのある無垢材ならではの立体的な形状と言えます。

1956年当時は厚みのある無垢材の曲木加工は、今のように安定して生産することが難しかったようですよ。

このように、全ての面で背中を優しくホールドしてくれる笠木の形状と高さ、水平な座面こそ、エルボーチェアが作業用の椅子に向いていると言わしめている所以なのです。


エルボーチェアが優れているのは笠木だけではありません。
大きな特徴となっているのは座面下のフレームの形状です。

薄くスライスした木材を11枚重ね合わせてスチームベントし、四方を更に重ねることで厚みを確保することができ、座面を支えるフレームを強固にしています。


また、脚部との接合部は他の椅子と比べても極太のジョイントとなっており、長年お使いいただいてもグラつきがないように計算されています。
※図面はフレームの太さそのままジョイントとなっていますが、実際の差し口はもう少し小さいです。


座面下のフレームと脚部のジョイントが頑強なため、耐久性を保つために必要な貫材(脚と脚の間の補強材)が必要ありません。
そのため、貫材が無い恩恵として、見た目がスッキリとする意匠的な側面だけではなく、足を座面下にもしっかりと収納できることから、姿勢を正しながらも座り方に幅が出ます。
足をフレキシブルに動かせることで疲れを分散できますから、これは重要なポイントです♪


如何ですか?
エルボーチェア欲しくなりました?

生涯で500脚ほどの椅子デザインを残したウェグナー は、椅子は人が座った状態でこそ完成されることを常に意識していました。
『あまり場所をとらない椅子』
ウェグナー にとって、このコンセプトでデザインを考えるにあたり、座っても場所を取らないようにと考えるのは、ごく自然なことだと思えますよね。

あ、スタッキングが可能な構造になっていますので、物理的な場所を取らない工夫もされていますよ♪


エルボーチェアは、JPサイズとEUサイズが選択できます。
綺麗な姿勢で長く座ることに適した椅子ですので、折角ですから、ご自身の体格にあったサイズを妥協することなくお選びくださいね。

なお、今回の「ホワイトオイル」キャンペーンでご注文されるのをオススメします。
理由は、座面とフレームの取り外しが可能で(座面はネジ固定のため)、ホワイトオイル等の塗布をする際に楽チンなのです。
何よりも、オーク材のホワイトオイル塗装のエルボーチェアはキャンペーンポスターの写真にあるとおり、メチャクチャ格好良いです!!
是非当店でご注文くださいませ♪


雑貨セール引き続きおこなっております!!
商品残りわずかです。
普段は安くならないようなブランドの商品もございますので、是非当店でご覧になってくださいね。

【2019.03.01】カールハンセン「ホワイトオイル」キャンペーン本日スタート♪



本日3月1日よりカール・ハンセン&サン「ホワイトオイル」キャンペーンがスタートしました!!
前回のスタッフブログにて詳しく説明をさせていただいておりますので詳細は割愛いたしますが、簡単に説明いたしますと期間中「ホワイトオイル」仕様の家具が「ソープ仕上げ」仕様の価格でご注文いただけます!!というキャンペーンです♪

ホワイトオイル仕上げとは、ソープ仕上げのような白くナチュラルな色合いを残しながらもオイル仕上げのような性質を持つ優れた塗装で、最近の北欧トレンドでもあります。

家具にもよりますが、通常、ホワイトオイル仕上げ(またはクリアオイル仕上げ)はソープ仕上げよりも1〜3万円ほど価格が高いため、予算の都合でオイルではなくソープ仕上げを選ばれる方が多いですが、今回のキャンペーンを利用されますとソープと同価格となりますのでかなりオススメです!!

特にダイニングテーブルのような無垢の幅のある家具の場合、ソープ仕上げですと外気の影響を受けて反りやクラックが起きやすく、日本ではあまりお勧めできません。
ホワイトオイルはソープ仕上げの雰囲気を持ちながらオイルの塗膜が施されているため、日本の環境にはおあつらえ向きなのです。
※あくまでもダイニングテーブルのような幅のある家具の場合です。椅子はソープ仕上げでも全く影響ございません。

この機会に是非ホワイトオイルの家具をご家庭に導入してみませんか♪


前回に引き続き、カールハンセンの2019年新商品をご紹介いたします。

なんと、先月のストックホルムファニチャーフェアに「CH30」の復刻商品がひっそりと展示されていたようです!!
「CH30」といえば、ビンテージ市場では絶大な人気を誇るウェグナー のダイニングチェアです。
一昨年、「CH23」というフレームの形状が似ているペーパーコード座面の椅子が復刻されましたが、その際に「CH30」の復刻も近々されるのではないか?と期待されていましたが、やはり復刻されましたね(笑)

いや〜素晴らしい!!
ひとつ問題があるとするならば、「CH33」との差別化が難しいことくらいです。
笠木も座面もほぼ同形状、違いは笠木と後脚の接合部の意匠くらいです・・・。

新情報がありましたら、また当ブログでご紹介をいたしますね!!

※写真はカール・ハンセン&サンの公式サイトからお借りしました


雑貨セール引き続きおこなっております!!
商品残りわずかです。
普段は安くならないようなブランドの商品もございますので、是非当店でご覧になってくださいね。
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