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【2019.02.20】ホワイトオイルキャンペーンのご案内!


皆様お久しぶりです!
寒暖差が激しい今日この頃ですが、それと同時に本格的な花粉シーズンとなってきました。
花粉症の方にはツライ時期となりますが、家具業界は色々な動きがあるシーズンともなりますので、張り切ってまいりましょう!!

カール・ハンセン&サンでは「Hej! White Oil」キャンペーンを3月1日から実施いたします!

「Hej! White Oil(ホワイトオイルキャンペーン)」は、カールハンセン商品のオーク材・ホワイトオイル仕上げの家具がお求めやすくなるキャンペーンです。

オーク・ホワイトオイル仕上げの家具がキャンペーン中はソープ仕上げの価格と同等になり、家具にもよりますが約1万円〜3万円ほどお求めやすくなるのです。

ホワイトオイルとは?とお考えの方はきっと多いのではないでしょうか。
簡単に申しますと、ホワイトオイルとは、オイルにホワイトピグメントを混ぜて生成されたもので、オイルの効果を持ちながらソープ仕上げとほぼ同等の色目を持った仕上げです。

これまでカールハンセンでは、オイルといえばクリアオイルが一般的で、着色することなく、自然な木材の色を経年で育てていくことを薦めておりました。
オイルを塗装することで外気からの影響を受けにくくなり、伸縮や反りを和らげる効果があるとともに、汚れや傷が付きにくくなり、且つ経年の変化を風合いを持って育てていくことができることから、当店ではとても人気がある塗装の仕上げなのです。

一方、安価な価格と木材本来の手触りを楽しんでいただけ、何よりも清潔感がある白い色目のソープ仕上げも人気がある塗装です。

当店でソープ仕上げの椅子を購入される方にお勧めしているのは、半年〜1年毎のソープの再塗布メンテナンスです。
1年も経つとソープの油分が抜けてしまいますからね。
細かな傷や汚れがある場合には、塗料を塗る前に紙やすりで軽くサンディングしていただくことで綺麗な状態を長く保つことができ、ソープ仕上げらしい雰囲気を楽しんでいただけます。
ソープ仕上げの家具が人気を博すことにより、メンテナンスをしっかりとしていただける方が多くなり、それならば経年で色を濃く育てていくのではなく、新品のような綺麗な状態を長く保ちたい!といった方が増えてきました。
そこにオイルの効果を併せ持った仕上げを求める声が多くなっていくのは自然な流れではないでしょうか。

そこで注目されたのが、昨今の北欧家具のトレンドでもある「ホワイトオイル」なのです!


話は少し変わりますが、昨年末、当店に「PP250(バレットチェア)」の展示が加わりました。
展示してあるPP250はメイプル材のソープ仕上げとなっておりますが、本来はメープル材クリアオイル仕上げの展示を加えたかったのです・・・。
では何故クリアオイル仕上げの展示をしなかったのか。
実は、2018年よりPP250のメープル材・クリアオイル仕上げがご注文いただけなくなりました。

私が初めてPP250を見た時、その美しさに衝撃を受けたのがメープル・クリアオイル仕上げで、いつかはと憧れた仕様でした。
比較的にビーチ材やアッシュ材と似た白い色目を持つメープル材の経年変化は、暗色に少しづつ変化をしていく木材でありながら、クリアオイル塗装を施すと均一な精と細かな肌目により、輝くような光沢が出ることから、個人的にはクリアオイルが相応しい仕上げだと思っていただけに、何故メープル・クリアオイル仕上げが廃盤となってしまったのかPPモブラーに問い合わせをしてみました。
返答として「使っているオイルと木材が反応して、綺麗に見えなくなる」「ホワイトオイルだと木材の変色はあまり目立たないが、クリアオイルだとその変化が目立ってしまう」とのことです。
つまるところ、メープルとクリアオイルはあまり相性が良くないとのお答えでした。

このことから、PP250に関していえば経年変化をあまり出さず、綺麗な状態を保つのが相応しく、ホワイトオイルが最もその意に沿う仕上げであることがわかります。
そこで、当店ではソープ仕上げの展示を加え、将来的にホワイトオイルを自分で塗布したいと考えての展示であったのです。


さて、話を戻しまして、ホワイトオイルが昨今の北欧家具のトレンドとはいっても、昔から存在していた仕上げでもありました。
ただ、ビンテージ家具のような濃く風合いのある色目が好きな方(風合いを付けて育てていきたい方)と、ソープ仕上げのような白く綺麗な状態を長く保ちたい方が二極化してきたため、ホワイトオイル仕上げに一定の需要が出てきたと考えられます。
トラディショナルな家具メーカーであるPPモブラーでさえも、作品によっては前述したようにホワイトオイルを推奨していることから、この潮流は暫く続くのではないかと推察いたします。

そこで、カールハンセンではオーク材のホワイトオイル仕上げを、ソープ仕上げの価格でお求めいただける「Hej! White Oil」キャンペーンを3月1日〜5月31日まで実施いたします!
ちなみに、当店にホワイトオイル仕上げの椅子の展示は無いのです・・・。
現在ホワイトオイル仕様の椅子を注文しておりまして、当店に届くのがキャンペーン終了後の6月くらいの予定です・・・(涙)。
ですが板見本はありますのでご心配なく!!

ちなみに、ホワイトオイル仕上げの家具を買ったけど、後々のメンテナンスはどうしたらよいの?とお考えの皆様。
カールハンセンでは、「リボス」社の「カルデット」というカラーオイルを推奨しております。
「カルデット」の品番「202(ホワイト)」が、カールハンセンが本国で使っているホワイトオイルに近いそうですよ。
「カルデット」は国内の各ホームセンターやインターネットからお求めいただくことができますので、メンテナンスの際にも困りませんね。

ホワイトオイルキャンペーンや、その他メンテナンスのことなど、どうぞご遠慮なく当店へお問い合わせくださいね!!


前回に引き続き、カールハンセンの2019年新商品をご紹介いたします。

その名も「Contour Chair」!!
デザイナーは「ボーエ・モーエンセン」で、1949年のデザインです。

いや〜、面白いデザインの椅子ですね♪
モーエンセンらしくない、オーガニックなフォルムで、かなりチャレンジしたデザインだと思います。
背もたれはミッドセンチュリーらしく積層合板で作られ、フレームはどちらかというと北欧らしいトラディショナルな構造です。
イージーチェアなので座面は低めで、背もたれの角度から快適性は高そうですね。
価格は20〜25万くらいだと予想(当たるかな?)。

前回ご紹介した「HUNTSMAN CHAIR」と併せて、今年のカールハンセンはモーエンセン推しのようです!

これから「ミラノサローネ」も控えていますので、昨年同様に隠し球を持っている可能性もございます(昨年はミラノサローネでいきなりミニベアを発表してきた)。
ここ数年は必ずウェグナー作品の復刻を発表してきた同社だけに、ウェグナーファンはまだまだ目が離せません。

新商品情報がありましたら、また当ブログでご紹介をいたしますね!!


雑貨セール引き続きおこなっております!!
商品残りわずかです。
普段は安くならないようなブランドの商品もございますので、是非当店でご覧になってくださいね。
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