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【2018.05.31】カール・ハンセン&サンの2018年新商品(前編)!


皆さまお久しぶりです!

兼ねてからお知らせしておりました「カール・ハンセン&サン」の2018年新作商品ですが、本日、外苑前のショールームで発表会があり、写真を幾つか撮ってきましたので、2回にわけて当ブログでご報告させていただきます♪
また、プライスリストもいただきましたので、気になる価格もお伝えいたします!

さて、前編はウェグナー好きには一番の注目商品である「ミニベアチェア」こと型番「CH71」です。


ご覧のように、アーム先端と脚部は木材が剥き出しの状態でして、こちらはウォールナット材もしくはオーク材からお選びいただけます。
ちなみにファブリックの中のフレームはビーチ材で形成されています。

アーム先端の外側は木材を楕円に凹んだ形状になっているので、座った時に先端の凹みを手で握ってみると意外としっくりと馴染むのです。
また、この椅子を移動する時に、後ろから先端凹み部分を掴んで持ち上げると、とても楽に持ち上げて移動できます。


薄く見えるネック部分も十分な厚みがあり、クッション性も申し分ございません。

少し話は変わりますが、今はなきAPストーレンが製造していた「ベアチェア」と今回の「ミニベアチェア」、現行では「PPモブラー」と「カール・ハンセン」という別のメーカーからの復刻となっておりますが、どちらも各々の良さがあります。
PPモブラーの「ベアチェア」には昔から使われている「馬の毛」や「ヤシの繊維」という天然素材に加え、ポケットコイルスプリングが豊富に使われ、座り心地はウェグナーのイージーチェアでは異論のないNO.1ですね。
今回の「ミニベアチェア」は、「馬の毛」「ヤシの繊維」といった、当時使っていた天然素材のかわりに、ウレタンを使用しているため、大幅なコストダウンに成功しています。
どちらを選ぶかは勿論みなさまの予算によるところが大きいのですが、なんと価格差が10倍あります!!
「ベアチェア」1脚を買うか、「ミニベアチェア」10脚を買うか(笑)。

さて、皆様が一番知りたいであろう、「ミニベアチェア(CH71)」の価格なのですが、この椅子は本体と座クッションが別売りとなっています。
本体と座クッションをそれぞれ別のファブリックで組み合わせられるように、とのことから、そのようになっておりますことご了承くださいませ。
ちなみに張地はファブリックのみでレザーはございません。

本体の価格ですが、オーク材・ソープ仕上げ・ファブリックグループ1の最安値仕様が228,000円(+税)。
ウォールナット材・オイル仕上げ・ファブリックグループ4の最高値仕様が294,000円(+税)です。
初見でこの価格を見たときは驚愕しました・・・(過去のブログで40万〜60万くらいでないか?と予想していたので・・・)。
めっちゃ安いです!!
張りぐるみのウェグナーのイージーチェアの中では破格の安さです。

しかし、これは本体だけの価格ですのでご注意くださいね。
本体をご注文される場合は、必ず座クッションも一緒にご注文されなければなりません。
座クッションの価格ですが、ファブリックグループ1の最安生地が33,000円(+税)、ファブリックグループ4の最高値生地が52,000円(+税)。
これらの価格を本体価格に加算することにより、「CH71」一式の定価となります。
つまり、本体はファブリックグループ4で注文し、座クッションはファブリックグループ1ということも、その逆も可能なのです。
そのことから、本体と座クッションセット最安値価格は261,000円(+税)、最高値価格は346,000円(+税)となっており、これらの価格を実売価格と考える方がわかり易いですね。

本体と違って、座クッションに関しては単品でご注文いただけます。
つまり、本体に比べて傷みやすい座クッションのみを数年後に買い換えることもできると考えると嬉しい別売りだと思いませんか♪


この「ミニベアチェア」には、2人掛けソファタイプの「CH72」も一緒に発表されました。
デザインの基本は同じですので、ソファが好きな方はこちらをどうぞ♪
どこかフィン・ユールのソファっぽい(笑)

本体最安値価格は315,000円(+税)、最高値価格は401,000円(+税)。
座クッション最安値価格は53,000円(+税)、最高値価格は85,000円(+税)となります。


注文開始(発売開始)はおそらく6月中で、全ての仕様でデンマーク受注生産モデルになりますので、最短でのお届けでも2018年11月〜12月となります。


後編では、ポール・ケアホルムの「PK1」の籐バージョンと、アルネ・ヤコブセンの「AJ52」デスクをご紹介いたします。

次回をお楽しみに!
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